COVID-19の本当の恐さ

 COVID-19はインフルエンザに比べれば死者数は恐れるに足らず的な発言もあるが、その恐さは、何回も罹る。ウィルスが変異して強くなる。経済活動に影響を及ぼす。この三つである。中国の武漢で2019年11月に感染が始まり、2月には大量の感染者と死者を出し4月になっても収らない状態である。
 中国では、2種類目のCOVID-19感染の感染が始まった可能性があり、これもまた変異を繰り返す事になる。通常、感染して人間は免疫を持つが、ウィルスもまた薬剤に適応して強力になり、初期で効いていた薬が効かなくなることは皆さんも御存知であると思う。少し明るいニュースではイランが最近、COVID-19のゲノムを解析したとのニュースが出ているが、これが事実であれば、ケッシュ財団が関わりイラン国外で研究したと言うことである。なぜならばイラン国内で研究すれば必ず情報が漏洩する為である。しかし、時期的なものから見れば1種類目のCOVID-19を使用し解析したと考えられる。まだ次に続く種類のCOVID-19が存在しているため、薬剤あるいはワクチンとして出る時期に注目しておく必要がある。
 経済活動の影響は既に体験している通りである。日本経済は少ない投資で大きな利益を儲けるため、基となる産業の工場は海外に出してしまい、緊要な時期に必要な物資を手に入れる事が困難になっている。農業については輸入が減っても自給率は県によっては90%以上の自給自足が可能であり大丈夫ですと言っているが、家畜用の穀物飼料、野菜等の化学肥料は海外からの輸入に頼っており、今後の農業生産に影響が出てくる。今のグローバル化と言われる経済体制は世界統一と同じ状態であるが、こういう状況では脆い面を露呈する。これが複合的に作用して国民生活が破綻するのが本当の恐さである。

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