小沢一郎は終わったのか?

 世間においても、また自民党政治家の間でも小沢一郎は既に力を失った過去の政治家だと思われているようだが、大きな間違いである。山本太郎が政治的に庶民の人気を得て躍進したのも小沢一郎が背後でアドバイスしていたためである。そして現在も政界に界に隠然たる影響力を持っている。これを理解していない自民党政治家は、その時が来れば大きな衝撃を受けることになる。
 政治的常識も安倍首相とは比べものにならないほど高く、一例として「この国の民主主義国家としての発展。それが今どうか」と問われると「戦後最大の危機なのに、それでも政権関係者が税金を使ってやりたい放題。司直すらまともに機能しない。いまはっきり言える。この国は、もはや先進国ではない」との発言にも見ることができる。確かにこの国は今、民主主義の悪い部分だけを集めた政治をしており、将来の日本及び国民のことは全く考えていない。
 では、彼はこれまで中国寄りの言動をしているが親中国の政治家なのかという部分が気がかりな人もいると思う。小沢一郎の立ち位置は、アメリカと中国にそれぞれ片足を乗せているが、根本はアメリカ側の政治家である。
 ただし、最近、彼のバックボーンをなしていた海外の人物が殺されたために今後、大きく影響が出てくることになる。

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