南米アマゾンの開拓の背後にいる者

 COVID-19の感染拡大によりアグリビジネス(農場から消費者への食糧供給組織)工場の大半は封鎖され、世界的規模でアグリビジネスは破壊され供給が止まっている。2019年のアフリカ豚コレラで中国は約50%の豚を失ったことにより豚肉と牛肉は世界的に莫大な需要が生じており、近い将来には食料危機が発生する恐れがある。その中でブラジルは、材木や大豆、パーム油、バイオ燃料、牛肉を生産するためアマゾンの森林を開拓し続けている。開拓が続くことによりアマゾンの森林面積35%が失われれば、最終的には消滅して50年以内に乾いた草原になると科学者は見ている。
 しかしブラジルのアマゾン開拓は食料危機に備えたものではなく、単なる金儲けのための手段である。そしてブラジルの背後にはユニオンジャックの匂いがしているのである。

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