今後、日本と台湾はどの様な役割を担うか

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 アメリカと中国の対立が始まった以降、アメリカは今まで以上に台湾に接近し米台国交樹立の可能性があることを表明し、日本ではイージス・アショアの陸上配備が中止となり、敵基地攻撃能力を保有すべしの議論が起こり、その後、海上配備案が出されSPY-7レーダー及びイージス・ウェポン・システムを自衛隊施設等に、発射装置を洋上に置くという計画が出されている。
 この動きは、アメリカにとって日本と台湾は対中国戦略において非常に重要な位置にあるというイメージであるが、その実態は日本と台湾はアメリカの都合の良い使われ方をさせられるということである。日本からはアメリカの軍事企業に金を払わせるとともに日本を確保しておこうとする意志である。
 日本と台湾の大きな違いは、日本はこの事に気付いていないが台湾は在外華僑等を通じてアメリカの動きに気付いていることである。もしかするとテーブルの下ではアメリカと中国が握手していることも知っている可能性がある。
 そしてアメリカの戦略国際問題研究所(CSIS)は「日本における中国の影響力」と題する調査報告書で安倍政権に親中政策を採らせる影響を与えた人物等の名前に二階俊博を上げて警告したが、警告のみだけで菅政権でも党幹事長は二階俊博になったことは、これからアメリカが彼を上手く使うということであり、本人も謀略家であるためそれを了承し、裏ではアメリカの対中国戦略に合わせた動きになる。

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