米インド太平洋軍の情報部門を統括するマイケル・スチュードマン海軍少将の訪台目的

 2020年11月22日、ロイターによると台湾当局者は「米インド太平洋軍の情報部門を統括するマイケル・スチュードマン海軍少将が台湾を電撃訪問した」と語っている。台湾外交部は22日、米当局者が台湾に到着したことを確認したが、非公開の訪問だとして詳細は明らかにしていない。
 中国は、米国のアザー厚生長官が8月、クラック国務次官が9月にそれぞれ台湾を訪れた際、戦闘機を台湾周辺に派遣して強い反発の意を示している。トランプ米政権は武器の追加売却など台湾への支援を強化したことから、米国の動きに対して警戒感を強めている。
 米台は中国の軍事的脅威について緊密に情報交換していると言われているが、今回は米インド太平洋軍の情報部門を統括する海軍少将としての立場で訪台したということは、対外的な看板を持って行ったということで明らかに目立つ行動である。この様な場合には、米軍独自の行動というよりも、訪台の指示は別の国から出ているのである。
 この様な動きを見せられると当然、中国としても反発しなければならないのである。本当に重要な情報交換、会議をする場合には目立たない人物を充てるのが常識である。となれば今回の動きは中国を刺激するのが目的でメッセージを携えた伝書鳩的な動きであったと言える。

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