活発に動いている地球内部

 2021年10月14日、熊本県の阿蘇山が噴火した。その後、気象庁の火山解説では「18日14時頃から火山性微動の振幅が大きくなっています。19日00時頃から07時にかけて、火山性微動の振幅は非常に大きな状態で変動を繰り返しました。その後、火山性微動の振幅はやや大きな状態で推移しています。」と発表している。
 2021年の火山噴火発生を世界的に見ると、シチリア島のエトナ山の噴火、アイスランドのファグラダールスフィヤットル山付近で溶岩流発生、カリブ海のスフリエール火山の噴火、フィリピンのタール火山の噴火、スペイン領カナリア諸島のクンブレビエハ火山の噴火、グアテマラのフエゴ山の噴火、ハワイ島のキラウエア火山の噴火、ニカラグアのサンクリストバル火山の噴火、硫黄島南方の海底火山である福徳岡ノ場の噴火等である。
 2021年10月18日には隆起中の硫黄島で沈没船が姿を現している。
 過去記事「「南海トラフ地震」と富士火山帯」では、富士火山帯が南海トラフを刺激する事によって「南海トラフ地震」を誘発する事になると述べたが、間違いなく富士火山帯は活発に動いている。能登半島での地震が増加しているのも富士火山帯の影響である。
 その他に注意すべきは阿蘇山である。大規模噴火は可能性としてゼロではないが大規模噴火となれば九州は生活圏として存在しなくなる。現在、沖縄と台湾の中間から南東方向の海底では300~400mの範囲で熱水が噴出している様である。この場所は、漫画家 たつき諒 さんが夢で見た2025年7月に起こる災害の震源地に近い場所である。
 大規模災害が発生すると、中間層達が作り上げた紛争・戦争等のシナリオは大きく狂う為に再構築が必要となる。もしかすると日本と中国が領有権を主張している島々は海に沈む事も考えられる。
 地球内部が活発に動いている為に、紛争・戦争よりも災害の方が先に発生する可能性がある事を心に留めて置くべきである。

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