中国の戦闘に関わる電子技術について

 2022年6月17日に中国空母の3番艦「福建」が進水した。この時に甲板上の電磁カタパルト(3基)に覆いが掛けられて上空等から確認されない処置がされていた。

 これを見た日本の武器商人達は「整備がされていないために見られたくないのでしょう。電磁カタパルトは中国にとって技術的に無理があると思っています。カタパルトではアメリカに一日の長があると思います。」と発言している。
 これは、アメリカが電磁カタパルトを実用化するまでに苦労した事を知っている事からの発言であると推測するが、彼等武器商人達は中国の軍事技術がどのレベルにあるのかを知る手段は無いのであろうか?アメリカのプロパガンダを鵜呑みにした様な状況である。

 電磁カタパルトの利点は、射出力を機種に合わせて軽易に変更出来る点と乗員、コストの削減にある。
 アメリカの空母で電磁カタパルト(4基)を装備しているのはジェラルド・R・フォード級航空母艦1艦のみで、それ以外の空母は蒸気カタパルトである。

 この中国空母「福建」が進水する前、中国の環球網は4日、中国の空母「山東」の甲板上に数機の無人機が駐機している写真を掲載しているが単なるアピールではない。
 そして無人機に関しても中国はある技術を開発しているのである。

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