ロシア(・д・)、中国(・・;))((;・・)、NATO(;°-°;)))、アメリカ( ̄ー ̄)の状態にあるウクライナ情勢

 当初、西側は中国とインドにウクライナ紛争の仲裁を依頼していた。そしてG20外相会合にに参加した中国の秦剛外相は対話と停戦を呼びかける中国の立場を主張している。インドの具体的な仲裁の動きは入って来ていない。

 ところがロシアとの仲介を依頼したアメリカを始めとしてNATOはウクライナに武器の供与を約束し、アメリカは既にウクライナへの補給拠点としての役割を持つポーランドのバルト海グダニスク湾に面する港に700両以上のTK・IFVを揚陸している。
 モルドバの東部国境のトランスニストリア(ロシアの飛び地)に対してウクライナが軍事挑発を開始ししている。ルーマニアも国内に戦車等の配置と対空ミサイル部隊をモルドバ国境沿いに展開した。
 アメリカという国は本土が戦闘に巻き込まれなければ何をしても良いと考えているところがある。最近のバイデン大統領の台湾に関する発言には台湾の破壊・絶滅と言う言葉が認められる。既に台湾紛争を見据えた準備を開始している。

 2023年2月24日、国連総会でロシア軍の即時撤退など求める決議が採択された。しかし、ロシアは淡々と自国の防衛に関する準備を進めている。イギリスは「ロシアがイランから購入したドローンは作戦に投入されていない事から既に数が無い。」と分析している。これは事実である。
 ロシアはイランから追加のドローンを購入したかった様であるが、イランには圧力が掛り輸出が不可能となった様である。

 ベラルーシは対空ミサイル部隊を既に展開している。ミンスク近傍のマチュリシチ空軍基地を反政権派の破壊工作員がドローンで攻撃したと主張しているが、ロシア、ベラルーシとも爆発は確認していない。

 西側の報道は国連決議以降、完全にロシアが悪でウクライナが正義であると言うものに切り替わった。

 今回は、西側がウクライナで工作をして何をするつもりだったのか? 今後、ウクライナ紛争は西側の支援を受けてロシアとの消耗戦になって行くのか? それともロシアに敗れて敗戦をもって終了するのか? 中国はウクライナ紛争の仲介役を継続するのか? なぜ西側はウクライナに拘るのか? イランに圧力を掛けた国はどこか? アメリカはこのまま戦闘を継続できるのか?等について述べる。

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