西側も東側も大きな情勢変化が始まっている現在の状況

 2023年3月2日以降記事が更新されていないため筆者はくたばったと思った人もいたと思うが、実は表面的な情報が入って来ても深層を流れる情報が全く入って来なかったのである。
 実はこの様な事象は年に数回発生していたが、2週間ほど何も入って来ないのは極めて異常なのである。そしてこの様な時期にこそ裏では気付かれない様に大きな動きが発生しているのである。
 今回はこれを掴むために動いていたため記事の更新が遅れていた。申し訳ないと思っている。

 現在のウクライナ情勢は表面的に見るとバフムートの戦闘がメインに報道されているが、日本の評論家と呼ばれる方々もやはり表面的な事象で「ウクライナに戦車を数百両と地対地ミサイルを送り、戦闘機も送ればウクライナ紛争が始まった頃の戦線に押し戻す事が可能である。」等の意見を述べている。
 しかし既に焦点はウクライナではなく次の紛争に備えて何処に目を向ける必要があるのかと言う事を誰も言わないのが問題なのである。

 3月9日、ロシアではテレビ・ラジオ局のサーバーがハッキングされた事で「核攻撃を受けた。速やかにヨウ素剤を飲み核シェルターに避難せよ。」と報道されたと述べている。
 3月14日、ロシア政策研究センター長はプーチン大統領に「NATOがウクライナに侵攻した場合に、ポセイドン魚雷をイギリスに向けて発射すべき。」と意見を述べている。これらの事実はどうなのか?①
 
 3月4日、アメリカは戦略軍空中指揮機であるE6Bをヨーロッパに配備し、3月11日、B52爆撃機はポーランドから離陸してサンクトペテルブルクに対する核攻撃演習を実施している。本格的に核戦争に備えているのか?②
 3月8日以降、シルバーゲート・バンク、シリコンバレーバンク、シグネチャー・バンクが破綻している。アメリカ国内は混乱して行くのか?③

 3月10日、イランとサウジアラビアは中国の仲介を受けて外交関係再開で合意したが、その理由は何か?④

 3月12日、中国の習近平国家主席は政府の要職を側近で固め、予算案では国防費を去年と比べて7.2%多い、1兆5537億人民元(日本円で約30兆円)として軍備の増強を続ける姿勢を改めて示した背景に何があるのか?⑤

 今回は情勢変化と?①~?⑤について概要を述べていく。

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