ロシア国内でのスターリン像の設置と戦略爆撃機基地攻撃に対するプーチン大統領の報復

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 ソ連時代の独裁者スターリンの彫像がモスクワの地下鉄駅に5月中旬に設置されたと報道されたが、地方では大分前からスターリン像は設置されている。
 彫像復活の背景には、今年が第二次大戦の戦勝80年であるためとウクライナ侵攻を機に過去の戦勝指導者を再評価する当局の姿勢が反映されたと報道されているが事実では無い。

 最近、ロシア国内の戦略爆撃機基地が車両に積載されて運び込まれたウクライナのドローンにより攻撃を受けて爆撃機が破壊、損傷した。
 その前にはロシア国内の高速道路、鉄道が爆破され民間人の死傷者が発生している。
 更に、その前にはプーチン大統領がクルスク視察のため国境地帯上空をヘリコプターで飛行していた時に、同地域におけるウクライナ軍の無人機の数は飛躍的に増加し攻撃に移ろうとした。プーチン大統領の暗殺未遂である。

 ロシアも戦略爆撃機基地攻撃への報復準備に入っている。
 これは先日に行われた過去最大規模のウクライナに対する攻撃によりオデッサに所在していたイギリスの核兵器生産拠点は破壊され、SBU本部は破壊された。

 ウクライナは昨日、数百機のドローンを飛ばしロシア国内を攻撃した。

 そして、ロシア軍はウクライナ軍(AFU)の複数の施設を攻撃した。
 戦術航空機、攻撃ドローン、ミサイル部隊、砲兵により、燃料製造工場や攻撃用ドローンの組立工場、ドローンと弾薬の倉庫、兵站基地、ウクライナ軍部隊の臨時展開拠点が被害を受けた。
 破壊された標的のリストには、発射装置、レーダー基地、ドイツ製のIRIS-T対空ミサイルシステム管制センターが含まれている。

 これは、ロシア国内の戦略爆撃機基地が攻撃された事に対する報復ではない。
 
 トランプ大統領との電話会談で、プーチン大統領は「最近の飛行場への攻撃には対応しなければならない。」と強い口調で述べた。


 現在のロシアにソ連時代のスターリンの彫像が設置されている理由は何か?

 ロシアは、戦略爆撃機基地が攻撃されたことに関連してどこまで知っているか?

 ロシアが設定している攻撃目標はどこになるのか?

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