オホーツク海に面する北海道の漁港で時季外れのサンマが大量に釣れている意味は
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最近、北海道網走港を始めとしてオホーツク海に面する漁港ではサンマが集まって来ている。釣り上げてから、わずか15秒ほどで次のサンマが釣れると言うまさに入れ食い状態で多数の釣り人も集まって来ている。
通常、サンマは秋から晩秋にかけて北の海から三陸沖あたりまで南下するのが普通である。今の時季にオホーツク海でサンマが釣れるのは珍しい事である。
時季外れに、なぜサンマが回遊しているのかの理由について網走水産試験場の田中伸幸研究主幹は「オホーツク海から(サンマが)入ってきて、それが今、水温の低下とともに沿岸に暖かい水があるので、沿岸に寄ってきているのではないか。」と述べている。
人は予想外に良い事があると嬉しく思うが、悪い事があるとなぜこんな事になったのかと悲嘆する。
これも異常気象の産物であるが、人にとっては良いことなのである。
今回は、水産試験場の方よりも更に深層部分での見解を出していく。