動き始めた中国の秘密結社
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2021年3月26日現在、動き始めた中国の秘密結社で確認出来ているものは、白蓮教徒、青幇 (ちんぱん)、紅幇 (ほんぱん)、小刀会に動きが出ていると情報提供があった。通常中国の秘密結社は中国が有利になる様に動くが、中国共産党に有利な様に動いているのかは不明である。特に国外に関係する時に動くと言われている青幇が各国の右派、左派、宗教関係者、金融界、経済界、不動産関係等へ世界的なネットワークを通じてコンタクトを始めている。
青幇が知的分野を担当すれば、その配下的に動くのが紅幇であり当然の様に彼等も青幇の動きを助ける様に汚れ仕事を開始している。小刀会は相手の組織に潜り込んで情報収集はせずに情報操作だけを担当する組織であるが、潜入先の組織は不明である。
中国共産党政府としては、数百万人とも言われる秘密結社が反政府的な動きをすることを非常に恐れている。しかし白蓮教徒も活動を開始したと連絡が入ったが中国国内での動きは全く不明である。当然、日本人が彼等の細部動向を把握するには無理である。このため、今後の情勢を見て判断していく必要がある。
余談であるが、1989年6月4日(日)に発生した中国政府の構造内部権威主義と経済変革を要求する者と改革派の自由主義者の学生を中心に約10万人が天安門広場に集まり、そのデモ行動が上海市及び中国各都市に波及したことで、人民解放軍が投入され市民の死者は10,000人以上であったが、この時に青幇は人民解放軍だけで充分であると判断したのか天安門事件には介入していない。