日中武力紛争
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日本と中国はシナリオ通りに武力紛争に向けて動き出している。武力紛争の場合、自衛隊は海上と航空だけで対処する訳ではない。
以前の中国は台湾への上陸侵攻だけであったが現在は日本島嶼部も中国の上陸侵攻の対象となっている。中国は現在、西沙・南沙で強襲揚陸艦と海兵隊の訓練を繰り返し、本番では日本の島嶼に上陸する事になる。上陸されるまでは海上自衛隊と航空自衛隊が主として対処するが、島嶼部の奪還は統合任務部隊により実施することになる。
陸自の計画では、島嶼部3カ所の事態に対して同時に3個の初動部隊を投入できるようにするとしている。しかしながら水陸機動連隊は2021年現在、2個連隊であり、2023年度にもう1個連隊を新編する予定である。
それまで日中武力紛争の発生は待ってくれるのか?という疑問があると思うが、紛争は2030年までに勃発することになる。なぜならば、新編した部隊は訓練・演習を繰り返してやっと使いものになる訳である。それまでには、海上からの上陸訓練、ヘリ、オスプレイ等の航空部隊を利用した上陸訓練、上陸部隊と自衛艦との共同訓練、更には航空自衛隊との共同訓練を繰り返し問題点を明らかにし、改善して本番と言うことになる。これは中国も同じである。
そして思い出してもらいたい。国際的な動きは全てリンクしている事を単発的な武力紛争ではないということであり、この前後の事象は全て繋がることになる。
支配層の計画は常に他の事象とリンクしているため微調整期間があり、日本人の様にミリミリとした計画ではない。発動時期が前後に若干ずれる理由はこれである。
日中の戦いというシナリオは、それぞれの日本及び中国内に於ける戦いともリンクしており、実際には例えば、現在の米国内に於ける、内部・外部闘争と軍事政権の様に支配層とその番頭らのパラダイムの代理戦争の様相を呈してきているが、巻き込まれる一般の国民や民衆は相変わらず犠牲者となり、堪ったものでは無い。中国共産党は中国の國體勢力からの発言とし変えていくという話が有り、その為に、習近平を選び、米国トランプとの軋轢を生む様に仕掛け共産党と米国の力を削ぎ、さらにそれ以前に一端、オバマを取り込んで見せ流れを創ったたとも聞いていた。その国際勢力が言っていた様に先ず、ミャンマーのアンサンスーチーを倒すと言っていたが、正にその様になり、その理由はスーチーの悪事を潰す為だと言っていた。麻薬と人身売買等はこれ以上赦さないという國體勢力は宣言の様に、政府軍+反政府軍を味方にし潰して見せた。彼は麻薬の代わりに漢方薬の薬草園を創り、進めていた資源開発を更に発展させるとも言っていた。嘗て、阿片戦争で国を潰され、日本からの革命の刃で中華民国、満州、そして中国共産党への流れを作った事でその歴史から学び、新たな中華を目指すとも言っていた。表層で起きている事の裏は根本的なパラダイム変化であると捉えている。正しい統治能力があるものが政をすれば良いし、求めるものは、平和であると。嘗て権力闘争の有った日本に「和」が必要だと言う事で「大和」という思想を説いたのだとも言う。果たしてこれからの日本はどの様になるのか、日本にとっても世界と歴史からその存在の意味を試されている事にもなろうかと捉えている。