なぜ中国は宇宙を目指すのか
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2021年6月24日、中国は「2022年末までに宇宙ステーション建設完了を目指し、2030年までに月に宇宙飛行士を送り込み、その後、月に基地を設置することを計画している。」と報じた。
なぜ、今になってアメリカ、EU、日本、中国、ロシア等は宇宙進出を活発化させているのか?
各国共に大きな理由は安全保障にある。具体的には現在主要な攻撃手段である航空攻撃、ミサイル攻撃等からそう遠くない将来にビーム兵器等が完成し、これまでの戦闘様相が大きく変るためである。
これがどう言う事なのか、例え話として中国の原発は沿岸部にあり、日本の原発も沿岸部である。他の国々も多くの原発が沿岸部あるいは河川沿いに存在する。この中の原発1~2基を破壊されれば、やられた国はお手上げとなり戦争の継続さえ困難になる。
これが、宇宙からの攻撃であれば領海・領土・領空を既存の兵器でどれだけ防衛しても無理なのである。そして東日本大震災で破壊された原発の放射能による被害を目の当たりにし危機管理を考える国は廃炉政策を推進し宇宙軍を創設しているのである。
上記理由から中国は先手を取りたい為に急ピッチで宇宙進出をしている。中国に先手を取られまいとするアメリカは宇宙軍を創設したのであり、各国もこれに続いている。宇宙空間で防衛するしか有効な手段は残されていない事から宇宙進出に遅れは許されないのである。宇宙進出の実態は軍事であるが宇宙開発と言う名で大量の資金が投入されているのである。
ところが日本は宇宙軍を創設し独自にロケットを打ち上げる事も可能であるが肝心のビーム兵器等が未だである。ここでもアメリカの傘に入るつもりなのであろう。
韓国はロケットの開発段階であるにも関わらず、なぜか宇宙分野で防衛力を強化すると言っている。この発言の裏には、将来の朝鮮半島と日本の統治に関して薄々感づいている様であり、韓国としては陸続きである中国に寄り沿う方が有利と考え、現在すり寄っているだけの事である。
原発を破壊する例え話であるが、常識のある人々は「いやいや、原発を破壊すれば放射能被害は当事国だけでなく近隣諸国に最終的には世界に及ぶため、そんな事はしないはずだ。」と主張するであろう。確かに以前のまともであった各国政府の時はそのとおりであった。
しかし、現在は各国政府は狂気に満ちており国民が反対しても何が何でもコロナワクチンを多くの自国民に接種する政策を推進している。既にまともな政府ではない。また一部スーパーリッチの者達は地下都市まで建設し自分たちだけは生き残るつもりでいる。他は野となれ山となれの考えなのである。
この為に次に世界大戦が始まった場合には悲惨なものになると言うことである。
ビーム兵器に活用出来る高出力レーザーの特許技術と触れる機会が有り、実際に開発者を大手商社に紹介した事が有った。残念乍ら、技術は採用されなかったが、その後、米国はボーイング747にレーザーを世界初で搭載し、発表したし、艦船にレーザーを搭載し、発射し相手方船舶にダメージを与える動画を数年前に公開していた。日本でも防衛関係の意向を受け大手企業が開発を実施していたが断念したとも聞いていた。レーザーのメリットはやはりミサイルや弾丸に較べてコストが安いという面だと捉えている。逆にレーザ発振を行うためには電力などのエネルギーが必要であるので、その辺りの供給が必要で有るのだが、航空機に搭載する場合はジェットエンジンで発電すれば良いという話でも有る。嘗て、北朝鮮からのミサイル迎撃にレーザー兵器は適していると感じていたが、厚い雲などが有れば性能は十分に発揮できない事には成ろう。但しミサイルで、ミサイルを撃ち落とすよりは光速のメリットは有るのだろうと考えている。