なぜ、みずほ銀行だけが攻撃を受けるのか
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2021年9月30日、みずほ銀行はシステム障害により、外国為替取引の一部に遅れが出ていると述べている。
10月1日、麻生財務相兼金融担当相は記者会見で、みずほ銀行で前日発生した今年8回目となるシステム障害について「サービスに支障が出るのは利用者にとって不便だし極めて迷惑な話、顧客に対する丁寧な対応を徹底させる。」、「二度と起こしませんと言って、月1回(障害の発生頻度)じゃないかと。銀行のシステムが危ないということになると、顧客が離れていくことになりかねない。」との発言でみずほ銀行を批判した。
日本国内ではグループ系列の企業がパーティーを開催する場合には系列ホテルの会場を使用し、提供されるビールは系列内のビール会社のモノが使われると言う事は皆さん御存知であると思う。これと同じ様に日本全ての都市銀行は○○国系、△△国系等に区分されるが、日本人で知っている人は極めて僅かである。勿論、全て日本が友好的な関係を維持している国である。みずほ銀行は□□国系の銀行に区分される。しかし、中国とロシアにとって□□国は親しい関係ではない。それ故にみずほ銀行だけが表立ってシステム障害が頻発するのは、中国とロシアのハッカー集団に攻撃を受けている為であり、両国は「いつでもやれるぞ。」という事を示しているのである。
中国とロシアにとって本当の攻撃対象はヨーロッパとアメリカの影響下にある日本なのである。直接日本を攻撃すると取引等の関係でヨーロッパとアメリカも間接的に不利益を被り、彼等は仕返しとしてハッカー集団を使い中国とロシアを攻撃する事になる。それを避ける為に日本政府に対しては気付かれない様にデータを抜き取るだけにして、□□国に直接的不利益が生じず、かつ力をアピール出来る□□国系のみずほ銀行を攻撃しているのである。
アピール先は気付かない日本ではなく、日本以外の国に対してである。
政府のみずほ銀行批判は大きな間違いである。日本政府も官公庁のサーバーに不正アクセスを受けても気付かず、表に出ない。だからこそ、みずほ銀行が表で犠牲になっているのである。日本政府が本気で対ハッカーの処置に取り組まなければ永遠に続くのである。銀行は「システムの不具合」が原因としているが、現時点で詳しいことは何も明らかになっていないとされている。他の都市銀行もシステム的に同じである事から、ハッキングをされれば、いつでも同じシステム障害は発生するのである。「日本企業に就職の形をとり潜入する中国人スパイ」で述べた通りである。銀行システムを開発した日本企業にも中国人スパイは就職している。
デジタル庁は何一つ把握していない為に単なるシステム障害と思い込んでいるのであろう。政府も業務改善命令を出せば済むと思っている。情報組織が機能しない国は危機管理も出来ないのである。