埼玉県蕨市JR変電所での火災原因

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 2021年10月10日1255頃、埼玉県蕨市のJR変電所で火災が発生し、JR山手線、東北や高崎方面を中心にJR東日本管内の多くの路線で運転を一時見合わせた。
 発生した火災は10日1325頃、ほぼ鎮火した。現場は外からの人の立ち入りや作業ミスは確認されていない為に機器のトラブルが原因と見られている。JRでは原因を究明し、再発防止に努めるとしている。
 今回は、変電所へのサイバー攻撃である。基幹変電所を狙う事で埼玉から東京への広い範囲の路線に電気を供給をストップさせ、コロナ明け後の外出者を狙った単なる嫌がらせであるが、中国とロシアは関わっていない。日本はサイバー攻撃である事にさえ気付いていない為に機器のトラブルが原因としか言えないのである。
 デジタルによる機器の制御は便利であるが、日本はネットワークからのシステムに対するサイバー攻撃を察知する事が出来ない為に防御も出来ない。ネットワークに侵入されれば、電気だけではなくガスと石油も通常通りに送る事が出来なくなるのである。
 2009年頃、イランの核開発を妨害するために使用されたスタクスネットを思い出して貰いたい。この時にはインターネットに未接続の制御システムがUSBメモリーを介して感染・発症しウラン濃縮用遠心分離機を物理的に破壊している。それ以降、サイバー攻撃が主要国家間で激化して現在に至っている。特にアメリカ、ロシア、中国は軍にサイバー部隊を保有している。
 日本として最悪なのは現在、原発を稼働している関西電力と九州電力の原発がサイバー攻撃で制御を失う時である。機器のトラブルが原因で誤魔化せるものではない。日本にも海外からのサイバー攻撃を防衛する組織が必要であるが、政治家は金儲けしか考えていない。
 基本的に軍の攻撃には軍が対処すべきであると考えるが、日本は利権と縄張り意識が強い為に上手く行かないであろう。今回もデジタル庁は何も察知していない為に、何も発表していない。税金を無駄に使う名ばかりの組織である。
 
 

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