アメリカの国際的な力が急激に失われる場合
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2021年の初頭からアメリカは米大統領選以降、国内的にも政治・軍事・情報的にも分断が深化している。
では、アメリカは現在の軍事力を含むスーパーパワーを現状のまま維持できるのか否かという事が気になるところである。それが判明する時期は近づいている。
2030年という時期を憶えているだろうか? 「近い将来に分割される中華人民共和国」で書いているが、この時期こそが欧米が中国に仕掛けてきた工作により中国が分割されると言う予定の時期であり、そしてまたアメリカがこれまで通り国際的な力を維持できるかが問われる時期でもある。
その条件は何かと言うと、中国分割工作が成功すればアメリカは現在の力を維持できるのである。反対に中国分割工作が失敗すればアメリカの力は急激に失われる。
アメリカは常に金を必要としている。中国のマカオも金を集める一つの場所である。当ブログではアメリカと中国がテーブルの上では拳を握り相手を殴ろうと演技しているが、テーブルの下では握手をしていると述べてきた。マカオのカジノも同じである。
マカオにはアメリカ系のカジノグループが3個、中国系のカジノグループが3個があり、アメリカ系カジノの3個グループの売り上げはラスベガスの売り上げよりも遙かに高額である。それと、アメリカの大統領経験者、多数の政府高官経験者は中国企業の顧問に就いて給料を貰っている。
中国の分割が失敗すると、この他にも多数の中国利権からアメリカは閉め出され、金の流れが途絶える事になる。全ての国は政治、軍事、情報には金が掛かるのである。
中国の分割が失敗すれば、それで終わりかというとそうではない。欧米は成功するまで何度でも工作を仕掛け続けるしつこさを持っている。