ウクライナ情勢にリンクして台湾を発火点にする方式は2種類ある

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 2022年1月3日現在、ウクライナを巡る欧米とロシアの関係は大きく進展する様子は見られない。「中国の動きとロシアのウクライナ関連の動きにより北朝鮮が発火点となる可能性がある」と書いたが、ウクライナ情勢とリンクしての発火点はもう一つあり、それが台湾である。

 台湾を紛争に巻き込む側はアメリカが仕掛ける場合と中国が仕掛ける場合の2種類であるが、紛争が始まってしまえば見た目にはどちらが仕掛けたとは言えなくなる。しかし目的は全く違うものである。
 最終的にマスコミ報道により攻撃を先に仕掛けたのはどちらの側であると印象づけられてしまう。マスコミ報道では圧倒的に西側が有利である。

 欧米が先に仕掛ける場合は、ウクライナ情勢が現状のままで戦闘に発展しない時に台湾を紛争に巻き込むシナリオに移行する可能性がある。そして、これに巻き込まれる様に日本の自衛隊が出て戦闘になる可能性が高い。その時に韓国も出撃させられる可能性はある。中国と第一線で対峙するのは欧米ではない。日本を代理で戦闘させ、要すれば韓国も代理として戦闘に参加させ、欧米は支援という名目で金儲けをする予定であるが、2030年の中国分割を見据えた準備でもある。

 欧米が仕掛ける方式は、中国が台湾を攻撃する様に呼び水として台湾を使い中国を挑発するやり方である。台湾の内部にはアメリカの協力者が多数存在し、中国の内部にはアメリカに留学した者も多数存在し協力者として動かす事が出来る。台湾の航空機と艦艇を中国大陸に向けて動かし、中国内部の協力者に「台湾叩くべし。」の論調を政府内と人民解放軍内に広めて戦闘に誘導するものである。

 中国が先に仕掛ける場合は、ウクライナへ先に欧米の軍が入った時である。この時の目的は欧米にウクライナと台湾の2正面作戦を強いてウクライナに対処するロシアを攻撃する欧米軍戦力を減らす為の支援である。
 しかし、この時も中国と第一線で対峙するのは欧米ではなく日本の自衛隊である。自衛隊と中国人民解放軍だけで戦闘になる可能性が高いのである。

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