ロシアがウクライナの穀物を盗み中東やアフリカへの輸出疑惑報道となぜアフリカに小麦等が輸出されているのかについて

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　ＣＮＮによると今月中旬、衛星写真と航跡データの解析結果からロシアは貨物船３隻を使い、ウクライナで盗んだ穀物を積み出している。
　そのうちの１隻である「マトロス・ポズィニチ」は小麦３万トンを積載し、４月２７日、ロシアが併合したウクライナ南部クリミア半島近海で海上の位置を知らせる発信機のスイッチを切り、黒海から地中海に出た。同船はエジプト北部アレクサンドリアやレバノンの首都ベイルートの港を目指したが、両国ともウクライナから「積載物は盗品だ。」という警告を受けていたため、入港を拒否したと報じている。
　今回は、この件に関して掴んだ情報に基づき述べていく。