ヨーロッパの経済を破壊しているのはアメリカなのか
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2022年9月15日、スウェーデンの日刊オンライン新聞ニャダグブラデットは「ランド研究所(米シンクタンク)から漏洩したとされる文書はヨーロッパを滅ぼすことを計画したものであり、その主体はアメリカであることを示している。」と特報を出している。
ランド研究所は9月14日、メディアに発信する公式文書を発表し「漏洩した文書はフェイクである。」と主張した。
文書の内容を要約すると「アメリカ経済を維持するために、外部からの資源の流入が緊急に必要であるが重要なポイントは、アメリカ最大の経済的脅威及び政治的脅威であるドイツ、ロシア、フランスの間の協力を破壊すれば、EU経済全体が崩壊する事になり、ヨーロッパからの資本の流出は、アメリカに最大約1兆2000億円の資本が流れ込む。」と言うものである。
今、ヨーロッパは冬期に向けて燃料が足りないため電気料金等は凄まじい勢いで上昇し、工場を稼働させる事さえ出来なくなって来ている。
この流れはアメリカの思惑通りなのか、アメリカが実行しているのかについて述べていく。