ブログ開設3周年記念 無料記事 AIが関わるフェイク動画について
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2023年1月22日、当ブログの開設3周年を記念して。
昭和の時代は、写真が掲載されると大部分の人達はそれが事実として認識し、合成写真、偽写真等として認識出来るのは少数の人達であった。
平成になると画質の良いデジタル写真に切り替わったが、事実として認識する者と画像編集ソフトによる加工が行われたと考える者に分かれていた。
平成の終わり頃から令和の現在では動画が主流になり、動画であれば見た者はほとんどが事実であると考える様になった。
しかし、ある人物が発言したと公表される動画はAIが創り出している。ここ2~3年での人物が発言している動画の70%がフェイクである。
例えば、アメリカ大統領のバイデンが発言する動画を見せられた場合に、日頃からバイデンの発言に触れる機会が少ない日本人の大部分は、彼の発言の特徴とかクセ、声の感じを記憶している人は少ないのである。その結果、動画での発言(字幕)を信じてしまうのである。
ところが、日常的に動画の発言者と接触している人は、AIが創り出したフェイク映像に少し違和感を憶えるのである。滑らかではなく何となくギクシャクしている様な感じを受けるという。
日本で有名なオンライン動画共有プラットフォームはYouTube、Facebook、IGTV、TED、TikTok等であるが主流はアメリカであり、中国である。
思考(思想)をコントロールするために動画(フェイク含む)を利用するのである。既にアメリカと中国では量子コンピュータが稼働している。
既存のスーパーコンピューターの計算速度では日本の富岳がアメリカのFrontierに抜かれ2位に転落し、AIの深層学習で主に用いられる単精度や半精度演算処理ではFrontierが1位、富岳は3位である。
コンピュータのAIは、それを仕込んだ人の思惑通りに動くのである。しかも金儲けに繋がらない事はやらない。これからはAIの発展に伴いフェイク動画は本物に近付いて行く事になる。