東西陣営大戦と言うべきなのか便宜上、第三次世界大戦と言った方が良いのか
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ウクライナが攻勢に出ると言われているが、実態はNATOが攻勢に出ると言う方が正確なのかもしれない。
此処では便宜上、第三次世界大戦と呼称するが、今は第三次世界大戦を回避するどころか大戦を起こさなければならない状況となっている。何処が第三次世界大戦で戦うのか? 当然中国・ロシアを主軸とした東側陣営とアメリカとヨーロッパを主軸とした西側陣営(NATO)の闘いである。
不幸な事に西側の大部分の人々は最新技術ではロシアと中国に負けていないと思っており、中国の技術は西側から盗んだものとして信じている。
何度も言う様であるが東側の技術は西側を凌駕している。極超音速兵器では中国が「DF17」を実戦配備し、ロシアは「ツィルコン」を搭載したフリゲート艦「アドミラル・ゴルシコフ」を実践配備している。
極超音速兵器で大幅に遅れをとっていたアメリカは2023年極超音速飛行兵器コンセプト(HAWC)の試験発射に成功し、ロッキード・マーティンとしては2回目の新型兵器実験成功となっている。
経済力の強い国はインテリジェンスの量も多い。1994年当時のGDPはG7が約67%で圧倒的なシェアを保持し、BRICSは約7%であった。
2023年3月時点ではG7が30.7%、BRICSが31.5%であるが更なる成長が予測されている。つまり、インテリジェンスの総量ではG7は低下しているのである。
インテリジェンスでは底辺に位置する日本の日本人である私が言うのもアレであるが、アメリカのCIA、FBI、州警察も能力は低下している。映画の中でのイメージがあるために凄まじい能力があると思い込まされているのである。
アメリカは強大な軍事力を保有しており、情報で失敗しても軍事力で相手国を屈服させる事が可能であったために、情報の能力が多少低くても(日本よりも遙かにレベルは高く比較する事が失礼である。)問題は無かったのである。しかし、兵器の値段は高額となって望む数量の確保は難しくなっており、ウクライナ支援で兵器産業に回す金も減少している。
上記の要因も第三次世界大戦を起こさなければならない理由でもある。
今回は、東西陣営のどちらが仕掛けるのか? 第三次世界大戦を起こす目的は何か? NATO VS 中国・ロシアは同時に戦闘状態になるのか? どの様な動きになるのか? どちらの勢力が勝つのか? 等について述べる。