海自護衛艦「いずも」のベトナムカムラン湾寄港は所望の成果を上げたのか
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2023年6月10日~19日、海自の「いずも」は沖縄南方海域から訓練を開始して南シナ海で日米仏共同訓練「ノーブル・バッファロー」に参加しアメリカ海軍原子力空母「ロナルド・レーガン」及びフランス海軍フリゲート艦「ロレーヌ」との対水上戦、対潜戦、LINKEX等の訓練をした。
その後、20日ベトナムカムラン湾に護衛艦「さみだれ」と共に寄港した。
日本国内のマスコミ等は「南シナ海の実効支配を進める中国をけん制する意図がありそうだ。」としている。
第1護衛隊群司令の西山高広海将補が「ベトナムが広く面する南シナ海はわが国にとっても非常に重要だ。必要なときにいつでも協力できるように日頃から交流を深め協力関係を作っていきたい。」とベトナム海軍との協力を推進する意向を述べた。
アメリカと日本政府及び海上自衛隊はベトナムが西側に協力する公算は大きいと考えての行動なのか、実際に過去、アメリカと中国とも戦争を経験したベトナムは現在、東西国家のどちら側を向いているのかについて述べる。