2024年打ち上げを目指していたロシアの超EMP兵器は現在、計画を停止しているが核戦力の運用に変化はあるのか
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ロシアは、2024年内に超EMP兵器(仮称)を宇宙空間に上げる事を目標に行動して来た。当初の課題は電源を原子炉にするか太陽光パネルにするかであったが、最終的には太陽光パネルに落ち着いた様であるが、最近突然に計画は停止になったと入って来た。
ロシアが超EMP兵器を打ち上げる時は、核を使用しないと決断した時であると言われていたが、超EMP兵器打ち上げ停止後の核戦力の運用に変化は出ているのであろうか。現在の状況は打ち上げ停止であり、中止ではない。いつ活動が再開されるのかも不明な状況である。
超EMP兵器の能力は地球規模のエリアに強力なEMPを発生させる事が可能である。つまり広範囲に渡り電子機器等は破壊されると言う事である。
打ち上げ後は、EMPを一発だけ撃って終わりではない。太陽光パネルは発電能力は原子炉と比較にならないほど出力が弱い。それを補うためにバッテリーを多数積んでいるために十数発の連続したEMPを発射出来るのである。
そして打ち上げ後の試射として選定されていた国は日本である。なぜ日本なのか?
今の日本人は気付いていないが、紛争前のウクライナと同じ立場にある。欧米の指示に基づき防衛力を拡大し、長距離巡航ミサイルをアメリカから購入し着実に中国とロシアを敵として軍事力を強化している事が理由である。
自分の国を攻める敵が準備を万全にする前に叩くのが被害を軽減するためには良いのである。
戦後の日本という国は露骨に文句を言って来なかった歴史があるため、俗に言うとなめられているのである。
もし日本にEMP攻撃(試射)があった場合には、日本の国土の半分以上の地域で電子機器が破壊され、デジタルを進めている日本は復旧に3~5年の年数が掛ると言われている。
それ以上に恐いのが、現在停止中であるはずの日本の原子力発電所は運転スイッチが勝手に入る事である。炉心に火が入るがコントロールするための回路は損傷しているのである。
本当にEMPでスイッチが入るのかと言う疑問があると思う。今年の夏に経験した事であるが、雷が多数発生している雨の夜に扇風機をつけて照明を消して横になっていた時に近くに落雷があり、扇風機は止まりLED照明灯が点灯したのである。私個人としては有り得る事だと思っている。
では、なぜロシアは超EMP兵器の打ち上げを停止したのであろうか?
超EMP兵器打ち上げ停止後のロシア核戦力の運用に変化は出ているのであろうか?