NATOとロシアは相互に緊張を高めている様に見えるが実態はどうなのか
Views: 34
2024年1月24日、NATOは冷戦後最大規模の演習「ステッドファスト・ディフェンダー」を開始し、現在も継続中である。
2024年2月28日、ロシアは核弾頭を搭載したミサイル車両を全国に展開した。
3月1日、ロシアはガソリンの輸出を禁止した。
3月2日、ドイツ軍将校がクリミアの橋を爆撃する方法について会話している音声ファイルが漏洩し、ドイツ国防軍も音声ファイルは本物と認めている。
3月3日、ウクライナはサンクトペテルブルクに対しドローン攻撃を仕掛け、同市の北部のアパート2棟は 重大な損傷を受けている。本来の目標は北東にあるルチ石油貯蔵所であったと言われている。
3月3日、ロシアは、ポーランド~ドイツ~デンマークの地域でNATOのGPSを妨害した。
3月4日、ルーマニアから飛来したF35×1、F16×2がウクライナ上空に進入したが、F35の任務はロシアの対空ミサイルシステムの正確な位置を特定するための電子的なスキャンであった。
3 月 5 日、ウクライナ海軍は無人機を使用し黒海とアゾフ海の近くのケルチ海峡でロシア海軍のステルス哨戒艦セルゲイ・コトフを沈没させている。
3月6日、イギリス戦闘機タイフーン×2とアメリカRC-135×1が黒海上空に進入した。今回の電子偵察はクリミアに展開するロシア軍と各基地との通信傍受等である。
3月7日、ロシア軍参謀本部軍事アカデミーのウラジミール・ザルドニツキー学長は、ウクライナ戦争が欧州の全面戦争にエスカレートする可能性があると警告した。
既にイギリスとドイツは徴兵制の導入に向けた動きをしており、NATOの「ステッドファスト・ディフェンダー」は5月までの予定である。
このまま、段階的に緊張が高まりNATOとロシアは全面戦争に向かうのであろうか?