欧米がイスラエルを支援し続ける最大の理由

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　２０２３年１０月７日、イスラエル・ハマス戦争が開始され、イスラエル国防軍によるガザでの一般市民の虐殺が行われても欧米は軍を展開してイスラエルを支援し続けている。
　２０２３年１０月１８日、国連安全保障理事会では人道支援のための戦闘の一時的な停止などを求める決議案の採決が行われ、１５か国のうち日本を含む１２か国が賛成したが、アメリカが拒否権を行使して否決された。

　２０２４年４月に入りアメリカ各地の大学ではイスラエルによるパレスチナへの攻撃に抗議するデモが行われ多数の逮捕者が出ている。
　コロンビア大学では大学と関係の無いデモ隊が校舎に立てこもり警察が突入し逮捕者を出し、カリフォルニア州ではデモ隊とイスラエル支持派が衝突している。

　本来であれば１１月の大統領選挙に向けてバイデン政権はイスラエル・ハマス戦争ではアメリカ国民の意志を反映したいと思われるが、イスラエルを支持し続けている。
　５月５日、アクシオスは「米国がイスラエルへの弾薬輸送を先週停止した。」と報じ、複数のイスラエル当局者が明らかにした。
　
　エジプトではイスラエルとイスラム組織ハマスの間での戦闘の休止と人質の解放に向けて交渉が行われて来た。
　５日、ハマスは「今回の交渉は終了した。代表団は仲介役にこれまでの提案に対しての回答を渡し、今夜カイロを離れる。」と発表した。
　同じく５日、イスラエルのネタニヤフ首相は「イスラエルは人質解放のため、戦闘を休止する用意がある。しかし、ハマスは極端な立場に固執したままで、それを受け入れることはできない。」と述べた。

　アメリカのイスラエルに対する弾薬輸送停止はガザでの虐殺を止めるためなのか？
　イスラエルはハマスと戦闘を休止する意志はあるのか？
　欧米がイスラエルを支援し続ける最大の理由は何か？