アメリカ・NATO対ロシアの戦闘は何時始まり、どの様な戦況の推移となるのか
Views: 80
2024年6月5日、ロシアのプーチン大統領はサンクトペテルブルク ラフタ・センターで3時間半に渡り、アメリカとNATOに対するロシアの態度の変化について海外メディア特派員に伝達した。
ロシアは今後、「敵の敵は友人」の原則を適用して、米軍基地と世界中の目標を攻撃するために、米国とNATOのすべての敵を武装させるだろう。
ロシアは世界の地域に長距離兵器を配備することができ、その後、ウクライナに兵器を供給している国々に対する敏感な攻撃が行われるだろうとプーチン大統領は述べた。
ロシアの上記発表前のアメリカ・NATOの動向
NATO諸国は戦車をウクライナ国境に集結中である。
ルーマニアはAPR-40 MLRSをウクライナ軍に譲渡すると発表した。
ドイツのピストリウス国防大臣はドイツ国民にロシアとの戦争に備えるよう呼びかた。
フィンランドのF/A-18戦闘機がルーマニアでのNATO航空警戒任務に初めて参加した。
スウェーデンは2機のAWACS ASC 890をウクライナに提供した。
モルドバが沿ドニエストルから8kmの地点に軍隊を配備した。
ポーランドは米国から有効射程1000kmのAGM-158 JASSM-ERミサイルを購入した。ポーランドはウクライナへの派兵は可能と発言した。
ノルウェーはロシア国民に対して陸路国境を閉鎖した。
EUはロシアの凍結資産から得た利益をウクライナ支援に使うことに許可を出した。
ドイツはウクライナ向けに米国から追加で3台のHIMARSシステムを購入する予定である。
アメリカは6月4日と5日に大陸間弾道ミサイル「ミニットマンIII」を各1発ずつ実際に発射する演習を実施した。
ドイツ内閣は、戦争時に国を組織するための措置を規定する緊急計画を承認した。ドイツ連邦議会は、ロシアとの戦争のために90万人の予備兵を動員するよう要請した。
イタリアは兵役義務法案を提出した。
イギリスが国民に対して、食糧などの備蓄を呼び掛けロシアとの戦争準備を開始した。
アメリカは中国とロシアを阻止するため、バージニア級攻撃型潜水艦に核搭載巡航ミサイルを配備することを検討を開始した。
本日、ノルマンディー上陸80年を記念する式典で、アメリカとヨーロッパが対ロシアで結束している事を示した。
日本に限らず、世界の一般国民は、プロパガンダ報道によりウクライナに侵攻したロシアが悪いのであり、西側が結束してロシアを叩く事は正義であると信じている。陰謀論が好きな者達でさえもロシアが悪で西側が正義と信じている。私も現職であれば体制側に属するためにロシアを悪と信じていたであろう。更に日本人にとってはソ連に北方4島を占領された歴史があり、これがロシアのイメージを悪くしている。
もう一度、ウクライナ紛争を復習すると先にNATOがウクライナを使いロシアを攻撃しようとしていた。ロシアは手遅れになる前に対応している。
前トランプ大統領の長男ドナルド・トランプ・ジュニアはアメリカメディアとのインタビューで「ウクライナは民主主義国であると世界の人々は信じているが、世界で最も腐敗した国の一つであり、西側諸国がロシアにウクライナでの作戦開始を強制した。西側諸国は常にウクライナをNATOに加盟させると脅しているが、これがプーチン大統領にとって無視できない唯一の越えてはならない一線だ。」と述べている。
細部は過去記事「ウクライナを巡るロシアの対応は侵攻準備なのか(歴史背景)」で述べた通りである。
実際に正しい情報に接する事が可能な者は、感情に左右されず正確な判断ができるのである。
腐敗しているウクライナ政権は現在も西側の資金援助の全てを前線の装備購入等に当てることなく政権内部で個人的資産に変えている。貧乏な日本人から徴税した金も日本からの資金としてウクライナに吐き出されている。しかし、ゼレンスキー大統領は世界各国に不十分だと言っている。
西側は第三次世界大戦を目指して懸命にロシア熊を突き回しているが、ロシア熊は我慢の限界を迎えつつある。
NATO対ロシアの戦闘は、早ければいつ頃に始まるのか?
その戦況推移はどの様なものになるのか?