イスラエルが中東周辺国に戦争を仕掛けているが「大イスラエル構想」を実現させるためか

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 2023年1月、ネタニヤフ首相は「 ユダヤ人はイスラエルの地のすべての地域に対して排他的で疑いの余地のない権利を持っている 。 政府は、ガリラヤ、ネゲブ、ゴラン、ユダヤ、サマリアなど、イスラエルの地のあらゆる地域での入植を促進し、発展させるだろう。これらは私が率いる国家政府の基本方針である。」 と発言
 ネタニヤフ首相が正式に推し進めているのは「イスラエルの植民地計画」であり 、パレスチナ全土の収用とパレスチナ人の完全な収用と完全な排除である。

 イスラエル公共放送協会が運営するメインチャンネル「Kan 11」は2023年10月7日のハマスの攻撃をイスラエル軍諜報機関は10月7日の攻撃の2週間以上前に、数百人の人質を取ることを目的としたイスラエル南部のイスラエル軍事拠点とキブツへのハマスの攻撃計画を知っていたとした報道をした。

 これに対しネタニヤフ首相は、ガザでの戦争が終わる前に10月7日の攻撃に関する公式調査を行うことを断固として拒否した。

 イスラエルは攻撃を受けて反撃していると言う態度を示したいものと思われる。
 2024年6月20日、国連調査委員会は、イスラエル当局がガザでの戦争犯罪に責任があると結論付けた。それでもアメリカ・ヨーロッパ各国はイスラエルを支援し続けている。
 その理由は、2024年5月6日記事「欧米がイスラエルを支援し続ける最大の理由」で述べているが、端的に言えば欧米はイスラエルの支援を受けて犯罪行為を行ったのである。

 そしてイスラエルが周辺国に戦争を仕掛けているのは「大イスラエル構想」を実現させるためではないかと言われている。
 「大イスラエル構想」とは何かと言えば下記の地図が分かりやすいと思う。
赤色の線で囲まれた地域をイスラエルの国土とするものである。

引用元:https://michelchossudovsky.substack.com/p/greater-israelthen-and-now-the-zionist
 
 
 「大イスラエル構想」の実現するのか?