なぜイスラエルのネタニヤフ首相はテルアビブで停戦を求めて大規模デモが発生し停戦を求めているが首相は同意しないのか

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 2024年9月2日、ガザ地区の地下通路で捕虜6名の遺体が発見された事からイスラエルでは数十万人の抗議活動参加者がテルアビブの通りに殺到しデモ参加者は停戦を要求した。
 イスラエル最大の労働組合の委員長は同日、ガザで拘束されているイスラエル人捕虜を連れ戻すようベンヤミン・ネタニヤフ首相の政府に圧力をかけるため、ゼネストを呼びかけた。
 ストライキを支持しているのは、イスラエルのハイテク分野の主要製造業者および起業家、ベングリオン空港勤務者、経済拠点にサービスを提供するテルアビブの自治体である。イスラエル野党指導者で元首相のヤイール・ラピッド氏は、先にストライキ行動の支持を表明した。

 しかし、日本の一部マスコミは、「今年8月上旬に地元紙が行った世論調査では、中道右派の野党を率いる政敵、ガンツ前国防相の40%を上回る42%を獲得した。
 ネタニヤフ首相に対する国民の支持回復の兆候は、6人もの人質が遺体で発見されたことで再び怒りへと変わった。」と報道している。
 なぜ、日本の一部マスコミは世界の報道と逆なのだろうか。
 世論調査は8月上旬であるが、大規模デモは9月である。なぜ過去の世論調査が参考になるのか不思議である。

 ネタニヤフ首相は、なぜ停戦に応じないのか?