北朝鮮が韓国国境への移動式弾道ミサイル発射装置の大規模な配備は何を企図したものか

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 2025年1月8日、北朝鮮は移動式弾道ミサイル発射装置(TEL:Transporter Erector Launcher)「火星11D」250基以上を平壌地域に配備する準備を進めている。
 特に非武装地帯(DMZ)に近い南部戦線に沿った北朝鮮の「火星11D」の大規模な配備は韓国に対する軍事能力の大幅な強化を意味する。

 短距離弾道ミサイル(SRBM)である「火星-11D」は、2020年代初頭に正式に導入され、2023年から運用が開始された北朝鮮の戦術兵器の中心である 。

 「火星11D」の推定射程距離は300~400km、500から700kgの従来型弾頭、または核弾頭の装備が可能である。


 北朝鮮がDMZに近い南部戦線に沿って「火星11D」の大規模な配備は何を企図したものか?