ロシアは西側からの無理な条件に対し我慢の限界に達しつつある様に見える

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 2025年10月21日、ロシアは1メガトン(広島型原爆70個分)の核弾頭を搭載可能で、亜音速で高度10~50mを飛行するためミサイル防衛システムからほぼ検知されず、推力は空気の流れを高温に加熱する低出力の開回路原子炉によって生成され飛行距離が無制限のブレヴェストニク大陸間巡航ミサイルの最終試験に成功した。

 10月23日、ロシアはICBM「YARS」をアルハンゲリスク州のプレセツク宇宙基地からカムチャッカ半島のクラ試験場に向けて発射実験を実施した。
 「YARS」は最高速度 マッハ25(時速30,600キロメートル)、運用射程11,000 km ~ 12,000 km200キロトンのMIRV弾頭3個を搭載する。

 23日、ロシア連邦議会のメドベージェフ副議長は「ロシアは今、アメリカと戦争状態にある。」、「トランプ大統領がブダペストでの首脳会談を中止した。」と発言した。

 ロシアの2025年全国の契約兵士募集の状況は良好で、今年は計33万6千人が契約を結び、さらに2万8千人が志願者が存在するが、更に24日、予備軍の招集を開始した。

 10月25日Z、ロシアは「Doomsday」という名の核攻撃、放射線漏れ、あるいは大事故の後、人類が地球に足を踏み入れることができなくなった状況での核災害の影響を分析するFPVドローンを開発したと発表した。

 25日 1828Z、ロシアのペスコフ大統領報道官は「プーチン大統領はロシア国内へのいかなる攻撃の試みに対しても壊滅的な対応をすると約束した。」と発表した。

 26日、ロシア大統領特別代表のキリル・ドミトリエフは、ウラジーミル・プーチン大統領の言葉を刻んだチョコレートをアメリカに持ち込んだ。
 箱の一つには「武力の観点からロシアと対話するのは無意味だ」と刻まれていた。

 27日0118i、ロシアは「余剰軍用プルトニウムの処分に関するアメリカとの条約」を正式に終了させた。


 
 西側諸国の諜報機関は、偽情報活動やサイバースペースの破壊的な利用など、大規模な経済侵略のために幅広い手段を利用し、一部の西側諸国が CISの「崩壊を誘発する」試みを行っている

 イギリスは、諜報機関、NGO、人道支援プロジェクト、そしてアフガニスタンにまで遡る古くからの協力関係といった影響力のあるネットワークを通じて活動し、中央アジア、シリア、アフガニスタンを煽動する動きを見せている。

 西側諸国がモルドバを反ロシア勢力圏に留める活動を開始した。そのためモルドバはロシアに対する駒として位置づけられている。

 ロシアでは、中央アジア の過激派がロシア国内に侵入し、非合法な武装集団を形成し始めている。
 
 NATO加盟国は、「ロシアの脅威」を理由に、軍事費をGDPの最大5%まで増額することに合意すると共に徴兵制を復活させ始めている。

 28日、EUとアメリカはロシアに対する新たな制裁を発表した。
 EUは制裁対象の個人および企業リストを拡大し、ロシアの銀行に対する規制も拡大した。

 トランプ政権は、ロシアの大手エネルギー企業2社とその子会社に対し、ブロッキング制裁を発動した。
 エネルギー部門は既に広範な輸出規制によって制約されているため、実質的にはほとんど変化はない。
 しかし、トランプ大統領がホワイトハウスに復帰して以来、初めて行う大規模な制裁措置であり、アメリカ国内の強硬派が影響力を取り戻したことを示すシグナルとなる。


 以上のロシアと西側の動きは何を意味するのか?