西側がウクライナに長距離ミサイルの供与を中止した理由

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 当初、アメリカはウクライナの要求により長射程ミサイルを発射出来るMLRS/HIMARSを供与しようとしていたが、2022年5月30日バイデン大統領はウクライナへの軍事支援に関し、ロシア領内を攻撃できる長射程の兵器を供与するつもりはないと明言した。
 しかし、ゼレンスキー大統領が、アメリカから提供される高性能のロケットシステムを使ってロシア領土へ攻撃しないことを約束したとして、2022年6月2日最大射程80kmの弾薬とともに、高機動ロケット砲システム(HIMARS)をウクライナへ提供すると発表した。
 この他ににウクライナの国防相は28日、ハープーンがウクライナに到着していると明かしている。
 なぜ、西側はウクライナへの長距離ミサイルの供与を中止したのかについて述べていく。