欧米等がウクライナへ戦車・装甲戦闘車を供与する背景
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1月13日の記事「ウクライナ紛争はウクライナ VS ロシアではなく、NATO VS ロシアであるが、ここに来て新たな動きが始まった」を購入した方々は、少し話が違うのではないかと感じていると思うが、当然、1月13日の記事は生きている。しかし、NATO内部で意志の統一が出来ないのである。主はヨーロッパの政治・経済・軍事の多様性のためとNATO各国がロシアを恐れているためである。
ロシアはウクライナに劣化ウラン弾が持ち込まれ使用された場合は汚い爆弾と見なし、核で対応すると発表し、ウクライナでの特別軍事作戦を全面戦争に拡大する準備をしている。ロシアとしては条件を満たせば停戦交渉にも応ずるし、全面戦争もやむなしとしている。
元々ドイツには対ロシアで不戦を望む世論があり、戦車供与についても賛成よりも反対が多かったがNATOの圧力を受けてやむを得ず戦車を出したのである。
メルケルは首相時代の元軍事政策顧問エーリッヒ・ヴァドを通じて「ウクライナ紛争を解決出来るのはアメリカとロシアであり、ドイツやフランスではない。」、「唯一可能な方法は交渉によるものだ。」と発言させている。
しかし、表に出るNATOの活発な動きの他に裏での動きが存在する。