間もなく100兆ドルを超える世界の公的債務とNATO内部国の動向の変化

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 2024年10月21日現在、世界の公的債務は100兆ドルに近づき、それを超える可能性がある。
 コロナウイルスによるパンデミックで世界各国は防疫とワクチン接種で多額の費用を費やし借金の増額に繋がり、エネルギーの転換や気候変動による災害対策費用は大幅に増加した。
 2026年までに世界の公的債務は世界経済の規模を大幅に上回ることになる。このためにアメリカ、イタリア、ブラジル、イギリス、フランス、南アフリカ等多くの国が現在よりも更に多額の借金を負うことになる。

 この様な状況では第三次世界大戦に向けて動き出し、借金を有耶無耶にしたいと思うのであろう。

 フランスは既に前例のない財政危機に直面し破産寸前の所に来ている。政府は総努力額の3分の1に相当する約200億ユーロの協力を要請する予定であるが、欧州委員会は同意を示していない。ユーロシステムのおかげで、フランスは 構造的弱点にもかかわらず借入を続けることができた。 しかし、ドイツ自体が困難に陥っている現在、このメカニズムは限界に達している。
 
 10月8日、ドイツのショルツ首相は「ウラジーミル・プーチン大統領との交渉の準備ができている。」と宣言し、「我々が交渉に応じる用意があるということを、ロシア側が我々の弱みとして認識すべきではない。」とも警告した。
 10月16日、ドイツはウクライナに対する全ての軍事援助を終了した。

 ドイツにいったい何が起きたのか?