ドイツ連邦共和国は再び東西に分離する可能性が高まっている

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 1990年10月3日、ドイツ連邦共和国(西ドイツ)がドイツ民主共和国(東ドイツ)を吸収・併合し、現在のドイツ連邦共和国となった。
 しかしながら、統一後も政府は旧東ドイツ側に十分な資金を提供してこなかったことから経済的な部分で旧東ドイツ国民には旧西ドイツ国民とは同じではないという感情が鬱積していた。
 また、西側の一員として感じていることは、西側は紛争を仕掛けて自分達に都合が良い体制を作るため、旧東ドイツを経験した国民は旧東ドイツの方が良かったと思っている。

 自由主義・民主主義と言う国家に生まれ育った我々は社会主義・共産国家ではなくて良かったと思っているが、日本の実態を考えると政府は国民を主体に政治を運営していない。報道の自由と言う割には旧共産圏国家よりも統制されている。
 逆に旧共産国家と言われた国々は議会運営も民主的に行われている。

 自由主義・民主主義国家と社会主義・共産国家の違いは概念の違いだけであり、実態は大きく違っていないと思う。どちらにも良い面と悪い面がある。

 現在のドイツ連邦共和国が再び分裂する危機は何が主な要因なのか?