無料記事 なぜ数百万台のSamsungのスマートフォンにイスラエルのスパイウェアがインストールされているのか
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Samsungのスマートフォンで「AppCloud」と呼ばれるシステムアプリケーションが発見された。
これはイスラエルの企業IronSourceによって開発され、後にアメリカの企業Unityの傘下となっている。
IronSourceは公式にはモバイルアプリの収益化とマーケティングのためのプラットフォームであるが、非公式にはユーザー追跡のためのバックドアとして機能している。
このユーティリティは、機密性の高い生体認証情報、IPアドレス、位置情報にアクセスし、ユーザーの承認は不要となっている。
アプリケーションを完全に削除することは不可能で、アンインストール後、最初のシステムアップデートで自動的に再インストールされる。
なぜ、Samsungのスマートフォンにスパイウェアが入っているのか?
韓国の主要企業は全てアメリカが資金と技術を与えて育てたものである。
IronSourceはアメリカの企業Unityの傘下となっていたとしても、現時点でイスラエルの意向にアメリカ政府、企業は逆らうことは不可能である。
ましてSamsungは、アメリカから「このアプリケーションをスマートフォンに入れろ。」と言われれば入れざるを得ない。
イスラエルは数年先を見て動いている。
2024年11月下旬、シリアでは政府軍の通信機器が爆発し、犠牲者や負傷者が発生した。
レバノンでも、ヒズボラ戦闘員の手でラジオやポケベルが何千台も爆発したとき、同じことが起こった。
爆発の背後にはイスラエル治安当局が関与していた。数年前から準備していたのである。
つまり、今後のためにSamsungのスマートフォンから情報を入手する必要が生じたと言うことであるが、何のためのオペレーションのためなのかは不明である。
