無料記事 ロシアはウクライナのインフラを破壊するために今後は、北朝鮮の弾道ミサイルを使う可能性がある。
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最近の北朝鮮の実験は、戦術兵器の重大な進化、すなわち「超大型弾頭」を搭載した火星11型ミサイルを明らかにした。
これまでは、2.5トンの通常弾頭であったが、2024年には4.5トン弾頭、射程距離90~500kmになったと言われている。
ロシアにとってウクライナのインフラを破壊するためには4.5トン弾頭が非常に都合が良い。
ドローン攻撃、UMPB D-30SN重滑空爆弾、イスカンデルミサイルを使用するには射程と破壊力が不十分な場合がある。オレシュニクミサイルは費用対効果で採算が取れない。
2023年10月に北朝鮮からロシアへ複数の弾道ミサイルが引き渡され、既にウクライナにおいて使用されている。
ウクライナは新型兵器の実験場として西側も東側も有効に活用している。
この時の使用結果からインフラ破壊には最適なミサイルであると判断した様である。
現在、ロシアはウクライナへの通常攻撃とインフラ破壊を目的とした攻撃を併用している。
今後、北朝鮮の火星11型ミサイル(4.5トン弾頭)がウクライナへのインフラをターゲットに多数使用される可能性は高い。
北朝鮮としても兵器の有効性の確認とロシアからの支援が受けられるのである。
