過去の出来事から現在の海外勢力の力を見極める
Views: 6
第二次大戦中にイギリスはドラゴン・エアーを設立し、インドからヒマラヤ山脈越えで昆明を結ぶ空路を開設し、昆明から太平洋側に武器・弾薬、補給物資を日本軍と戦う中国軍に輸送している。当時、航空機によるヒマラヤ越えは不可能であると思われていた。機体が氷に覆われてコントロールが出来なくなったり、辻斬りと称する日本軍戦闘機の攻撃を受けたり、搭乗員に凍死者が出る厳しいものであったが空路は維持され中国軍への補給を維持し続けた。
日本敗戦後、厚木基地に降り立ったマッカーサーは、岸内閣に対し「横浜から厚木までパイプラインを敷設するにはどれぐらいの期間がかかるか?」と問いを投げたが、日本は「3年ほど要します」と回答した。マッカーサーは「では、こちらでやる」と言い、27日で工事を完了している。
これら力の差を見ると日本は戦争など出来る状況では無いことがよく分かると思う。日本を守るために仕方なく戦ったと言う人も居ると思うが、それは学校教育等で教わる表向きの理屈である。
では現在の金融の動きを見てみよう。世界の本当の投資家は、やはり表には出ず、兆ではなく京の単位で金を動かしている。世界で一流とされる海外の投資会社は一部情報を貰い、そのおこぼれを手にしている。日本の国家予算で東京大手町の土地を買えるかと言うと、買えない。しかし海外の投資家は、その気になれば買えるのである。
やはり現在も力の差は歴然としている。この事実は心に留めて置くべきである。