もうじき日本国内でも食糧不足になる

 日本が第二次大戦で敗戦した1945年以降、戦勝国の方針により現在まで食糧自給率は下げられて続けてきた。最近の食料自給率は、カロリーベースで37%、生産額ベースで66%、飼料自給率は25%となっている。食料自給率が100%を越えているのは、北海道、青森、岩手、秋田、山形、新潟だけであり、5%未満は東京、大阪、神奈川である。
 何故、今の時期に食糧不足が発生するのか疑問が湧くと思う。今年の春にマスクの不足、ビニール傘の不足、百円均一点での品不足を経験したと思うが、経済効率を高めるという理由で工場を海外、主として中国に持って行った為、新型コロナウイルスの感染拡大で工場が稼働しなかったためである。
 同じように食料も海外からの輸入に頼っているが、海外では新型コロナウイルスの感染拡大でもうじき物流が止まる可能性がある。特に船舶輸送に必要な乗組員を確保できないという状況が発生し運航を停止した船も出始めている。
 この結果、飼料不足により家畜は飢え、牛、豚、鶏の肉、卵は不足する。そして、日本国内では新型コロナウィルスの押さえ込みよりも、経済活動を優先したため感染者が急激に増加している。生産者が感染すれば産地からの出荷は止まり、運送会社で感染者が出れば日本国内の物流も止まるのである。そうすれば人口の過密な大都市圏は一気に食料不足となる。地方に逃げればよいと考える人もいるであろうが、地方とは縁が切れた人も多く、地方に頼る人もなくなり、食料を買って食べる習慣が身についてしまった人々が地方に移動しても生きていくことは容易ではないと思われる。
 更に中国は、大豆を世界中で買い占めを始めている。そうなると豆腐、味噌、醤油にもじわじわと影響が出てくる。国内も梅雨前線が北上しない事により長雨で野菜に影響が出始めている。国政を司る真の政治家がいなかった危機管理が出来ない日本の結果なのである。

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