地球に非常に接近或いは衝突する可能性がある天体5
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地球で航空機を飛ばすと、偏西風の進む方向に飛行すれば速度が増し、逆の場合には減速する。他にも低気圧は反時計回りで航空機の飛行方向によって順風の場合と逆風の場合があり、高気圧は時計回りで、やはり順風の場合と逆風の場合がある。
宇宙にも似た様な事があり、実際には説明ほど単純ではないが、分かりやすく言うと、軌道上にプラスエネルギーが存在する場合には瞬時に速度が増し、マイナスエネルギーの場合には速度が瞬時に落ちるということらしい。「地球に非常に接近或いは衝突する可能性がある天体4」では、天体が地球に接近する時期は、8月中旬から下旬である。と記したが、現在、本体である天体は速度が落ちて接近が遅れているという。先遣的に飛来している天体の破片は予定通り飛来しているらしく、下記の報道等がある。
2020年8月16日、中国山東省の臨沂市の上空で火球の爆発が観測され、中国のメディアは、この爆発について「満月の 900倍の明るさだった」と報道している。
2020年8月18日、SUV車両ほどの小惑星が、地球の2,950キロ上空を通過し、これまで観測された中で最も近い距離を通過したと米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所(JPL)が発表をしている。
(地球から月までは384,400 km)
2020年8月21日22:30頃、日本では、関東上空に大きな火球が現れ、神奈川県の南の太平洋上から千葉県の方向に向けて飛んだと推測され、隕石が房総半島に落下した可能性があるという報道がなされている。
では、天体本体の遅れは、どれ位かを確認すると最大で数ヶ月であるとの回答と共に、これまでの天体の破片通過状況から、最悪のシナリオは地球に衝突、或いは月への衝突であるとの発言が得られた。