トランプ大統領から恩赦を受けたマイケル・フリンの弟チャールズ・フリンが米太平洋陸軍司令官に指名される
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偽の就任式であろうがバイデン政権となっている現在、なぜトランプ大統領時代に国家安全保障問題担当大統領補佐官をしていたマイケル・フリンの弟であるチャールズ・フリンを米太平洋陸軍司令官に指名するのであろうか。民主党系の軍人を指名すれば良いのではないかと思うであろう。或いはバイデンは実際に政権を握っていないのかもしれないと思う人もいるかもしれない。または、アメリカでは兄弟でも政治スタンスが違うということは常識であり、今回もそうなのかもしれないと。
日本人の大部分は、その様に思考するのであろうが、アメリカ人の思考を分析できていない。彼等は反対派の人間を自分の側に引っ張る事をする。そうすれば、これまで自分に対する反対派:賛成派が8:2だとすると7:3になるのである。こうして時間を掛けて切り崩して勢力を拡大するのである。戦国時代の日本では現在と違い自分に反対する者も取込んで勢力を拡大していったのである。今の日本は同じ村の人だけを仲間に呼び込んでいるが、その例が政治の世界であり、二階俊博は派閥の人間だけを集めた結果、彼が裏で人事と政治をコントロールしていると一般国民にも知られてしまったのである。
平和はとても良いことであると思う。しかし日本人は戦国時代の知恵までも忘れてしまい相手の企図を読めずに、日本人は相手からコントロールされ易くなったのかもしれない。