ミャンマーのデモは更に拡大していく

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 2021年2月1日にミャンマー国軍がクーデターを起こしたことに対して国民のデモは今後、更に拡大し最終的にはミャンマー国軍はデモ鎮圧のために発砲し流血となる。
 クーデターの背後には中国が存在し、それに対抗するために欧米はデモ隊を支援する事になる。なぜならばミャンマーを中国が押さえパキスタンと中国が政治、経済、軍事でも一体化することは一帯一路は盤石となり陸のシルクロードも海のシルクロードも有効に使える様になる。そのため、何が何でも中国はミャンマー国軍を必至に支援する事になる。同事にTPPに加入していないミャンマーは加入するよりも中国から直接的に経済支援を受けた方が有利なのである。これを見越して中国はTPP参加の意向を示し、これに対抗するイギリスもTPP参加を目指すのである。
 そして中国がミャンマーとパキスタンを押さえる意味は、インド洋の勢力バランスが大きく変化する事になる。その結果、インド洋を中国が制することになり、中東への進出が海路・陸路共に容易になるのである。
 しかし中国の一帯一路を快く思わない欧米の国々は、ミャンマー国民のデモを支援し煽動することになる。そして冒頭で述べた様に流血となる。この時に民主国家である海外の国々は連携し国際的な報道でミャンマーを非難し、経済的制裁を加えることになる。ここで中国がどれだけの支援が可能なのか、ミャンマーに住む華僑がどれだけの資金を集めてくるのか、また、中国の手先として動いている韓国がミャンマーに対しどれだけの金を動かすのかが見所である。
 茂木外相は1月25日、EU外務理事会の会合にオンラインで出席し「インド太平洋で安全保障や民主主義への挑戦がみられる」と発言した。日本も既に動き出しているのである。
 
 

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