世界的規模のシステム障害は事前演習
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2021年6月8日に発生した世界規模のシステム障害について、ロイターは「世界規模のシステム障害は米クラウドコンピューティングサービス会社ファストリーのソフトウェアのバグが原因で、顧客が設定を変更した際に発生した。」としている。
これに関わった会社は単なるソフトウェアのバグと信じているが、世界的な金融リセットに向けた準備である。この為に似た様な事象はもう1~2回発生すると言われており、数回の演習をした後に本番となる。
この時に日本では預金封鎖と新円への切り替えが行われる。2019年4月9日、当時の麻生財務相は1万円、5千円、千円の3種類の紙幣のデザインが、5年後(2024年)に新しくなると発表したが、ずれ込むのではないかと思われる。過去日本では1946年2月17日以降①全金融機関の預貯金を封鎖②それまで流通していた10円札以上の銀行券は3月2日で無効③旧券は強制的に預け入れさせて封鎖④臨時財産調査令で税率25~90%の財産税を徴収した。この様に日本政府は過去に預金封鎖を経験しているため将来必ず行う事になる。その時にはタンス預金を無効にする手段として透かし部分に印またはスタンプのない旧札は無効になるために強制的に銀行へ預け入れさせる事になる。ゴールドを預けていた者は一部没収される事になる。日本でデジタルマネーを推進する目的は預金封鎖を容易にするためと言われているが、日本はデジタルマネーの移行では後進国であり、最後まで現金の使用は残ることになる。
世界金融リセットで行われる事は、一例として、お金を右から左に動かす。実際には金のデータが動く、この時に受け入れ先で少しこぼれる金が経済を動かしている。動かす場所が違えば当然こぼれる金の場所も変わるために、これまで儲けていた人がプラスからマイナスになり、これまで儲けていない人がマイナスからプラスになるのである。
では世界的な金融リセットの時期は何時になるのか? 現段階では2025年よりも後になる。ただし、支配層の者達は微修正の期間を設定するために若干の時期的ズレが生じる。
グローバルな金融リセットは遅かれ早かれ、実施せねばならず、新札発行のタイミングまでには完了していなければ成らないと捉えている。公開されているバーゼル3に準拠した金融機関のあり方とともに、非公開の部分では、中央銀行のデジタルマネーとしてゴールドバックにするなどの、新たなデジタル金本位制となるのだろうと言われている。結果論としてゴールドの価格に反映されてくるのでは無いかと捉えている。SWIFTなど送金システムが変更となることで、トータルコストが下がり速度も向上し、透明性が増すことで良い反面、運用などにも影響が出てくるのでは無いかとも言われている。何れにせよ制度疲労をここでリセットし、新たな最新システムとするのも時代の流れなのだろう。新たな金融システム発動の前に、様々な債権処理や外貨処理も必要となってくる。ヒストリカルアセットも精算時期を逃せば只の紙屑でもあり。膨大な金融マネーデータ処理に活躍するのが量子(疑似量子)コンピュータ+スーパーコンピュータによるデータセンタとも言われている。インターネット回線に就いても、地上だけで無く宇宙空間にも拡張していくことで、国際金融の即時決済能力も高まると捉えている。資本や富の配分や最適化に人工知能も使われる事で、新たな社会の息吹を感じつつ善なる制御を期待したいところである。