オリンピック開催により禍根を残す事になる日本と3年で終わらないコロナ禍
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2021年7月8日夕、菅首相はコロナ対応の改正特別措置法に基づき東京都に4度目の緊急事態宣言の発令を決定し、東京五輪は都内会場が無観客となる公算が高くなった。
オリンピック開催に向けてコロナウイルスの感染者を少なく見せようとしたが、それでも感染者は増加していると言う事である。
では、表題となっている禍根について、何が禍根となるかと言えば日本は、金は減るが、病人は増えると言う事である。
金が減るのはIOCが収益の大部分を持ち去ることと、大人数で押しかける事で生じるオリンピックファミリーの莫大な滞在費用である。組織委はオリンピックファミリーの来日者数を減らしたと公表しているが実態はどうなるのか不明である。放映権を握っているテレビ局にはスポンサーも少しは金を出すであろうが、無観客になれば飲料水、食品、オリンピックグッズが売れない為にスポンサー企業も利益を出せないことになる。
アメリカはIOCを「収益のほとんどを自分たちのものにし、費用は全て開催国に押し付けている」と批判しているが、その通りである。日本はオリンピックの興行をさせて貰っているのである。
病人が増える事については、2021年7月10日時点で日本でのワクチン接種(1回接種+2回接種)は3720万人を超えており、日本人の約30%が接種した事になる。本ブログ記事ではワクチンはコロナウイルスの感染の呼び水となり、更にウィルスの変異を促すと言って来たが最近の変異株の増加はそれを表していると思う。今後、変異を重ねて更にウィルスは強力になって行く。
この事から間違いなくコロナウイルスによる被害はオリンピック開催により増加する。それと共にワクチン接種による副反応で体調を崩す社員等が増えれば経済活動も縮小していくのである。アメリカン航空はワクチン接種後に体調不良等による休暇取得者が増加し、人員不足で航空機のメンテナンスが追いつかない為に、何百ものフライトをキャンセルしているのである。
悲惨な話であるが、以前ブログ記事でコロナウイルスの感染は最低でも3年は続くと言って来たが、現時点で支配層が望む人口削減数に達していない為に感染は2025年まで延長されたと聞いている。この為なのか日本でも官房長官が3回接種の必要性について「ワクチンの効果がどの程度の期間持続するか、検討する必要がある」と記者会見で発言している。
人口削減の日本の目標値は、小泉大臣らが漏らしたように6000万人程度と、捉えており、ワクチン接種者がいずれ50%程度には行くであろうから、支配層の目論見は達成するのでは無いか。ウイルスは勿論ワクチンを回避しつつ自身の遺伝子コードを変える為にその変異体にはワクチンは効かないと捉えるのが正しいだろう。ワクチンは非特異性免疫性能を低下させるため、結局、ワクチンを接種する事が変異体に対してより健康や生命に悪影響となる。2回では不足で3回打てば良いということでは無いのだが単純な国民は誘導されるだろう。日本の政治家はもはや国民の側には無いという事だと解る。哀しい事である。