ロシアとサウジアラビアが軍事同盟を結んだ意味
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2021年8月23日、サウジアラビアの副国防大臣がロシアを訪問し、ロシアの国防副大臣と両国の軍事協力を発展させる協定に署名した。
サウジアラビアはテロ勢力及び革命勢力からの生き残りを賭けてロシアに接近し、ロシアは中東で金儲けをする為にサウジアラビアと軍事同盟を結んだ。
サウジアラビアは世界最大の武器輸入国であり、これまでの輸入先はアメリカとイギリスがツートップを占めていたが、ここにロシアが入って来る。特にロシア製対空ミサイルSS400の性能は評判が良い事から輸出は増大する。
そしてサウジアラビア、イランがロシアと繋がる事で間に挟まれたイラク、シリア、トルコ、トルクメニスタン、ウズベキスタン、カザフスタンに対してロシアが影響力を行使し易く成り、金儲けには有利になるのである。
日本人は軍事と言うと、国家防衛あるいは防衛力を思うが、ロシアを含めて欧米は経済的な利益を追求する手段として考えるのである。