11月の北朝鮮によるミサイル発射の目的はこれまでと違うと共に発射指示もこれまでと違う国から出ている

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 2022年11月2日、北朝鮮は短距離弾道ミサイルなど20発以上を発射し、東部のウォンサン付近から日本海に向けて発射された短距離弾道ミサイル3発のうち1発は海上のNLL(北方限界線)を越えて日本海に落着している。
 3日朝に北朝鮮から多数のミサイルが日本海の方向に発射された中の1発は、ICBMだったと日本政府は発表している。

 さらに5日午前、北朝鮮は黄海方面に短距離弾道ミサイル4発を発射した。3日にも3発のミサイルを日本海へ向けて発射していた。

 7日、北朝鮮人民軍総参謀部は「米韓両空軍が10月31日~11月5日に実施した大規模な合同空中訓練「ビジラント・ストーム」に対応する軍事作戦を2~5日に実施した。」と表明した。

 ロイターによると韓国国防省は9日、同国領海で回収した北朝鮮のミサイルの残骸を分析した結果、旧ソ連製地対空ミサイルSA5の一部であることが判明したと発表した。

 演習の目的には純粋に訓練練度を向上させるため、相手国を挑発するため、示威行動をするため、軍事作戦として実施する等の場合がある。
 今回の北朝鮮によるミサイル発射は何処の国が何の目的を持って実行させたのかについて述べる。