ウクライナ紛争は再び激化し2023年1月以降にはロシア・ベラルーシ軍によりウクライナ西部と首都キーウが攻撃される、これに西側は対応するのか

 

2022年12月17日現在、ベラルーシにおいてロシア軍とベラルーシ軍は昼夜に渡り機甲部隊の演習を繰り返している。極超音速キンジャール ミサイルを搭載できる6機の MiG-31飛行隊もベラルーシに着陸し、20万人を動員した中の最初のロシア予備兵9000人がホメリ地域に到着し7万人のベラルーシ軍と合流した。

 親ロシア国家である中国、エジプト、セルビア、キルギスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、カザフスタン、タジキスタンは、ウクライナにおけるロシアの大規模軍事作戦が近々行われると判断し、自国民に対し直ちにキエフを離れ、ウクライナから離れる事を求める緊急声明を発表した。 既に上記大使館は閉鎖されている。

 ロシア軍の参謀総長ヴァレリー・ゲラシモフは、 「残りの部隊を守るため」ウクライナ東部のドンバスに全力を注いでいる。」と発言している。
 12月17日現在、ロシアの準軍事組織である民間軍事会社ワグナー・グループとコサック連隊、チェチェン軍によるウクライナの東南部に位置するドンバス地方への攻撃が開始され、ウクライナ軍の撤退が始まっている。

 ドンバスを確保した事で来年1月以降にはロシア・ベラルーシ軍はウクライナ西部と北部からの攻撃軸を持ってリヴィウ、ルーツク、リヴネ、ジトームィルを攻撃し、ウクライナの首都を包囲陥落させる作戦である。

 日本の主要マスコミのウクライナに関する最新情報はあまり当てにはできない様である。
 では、ロシア・ベラルーシ軍がウクライナに侵攻した場合に西側はどの様な対応をするのか述べる。

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