基軸通貨の入れ替え

　アフリカでのクーデター発生によりヨーロッパはこれまでの権益を手放さなければならない状況になりつつある。アフリカでのクーデターの発生は東西勢力のせめぎ合いであると言う事を書いたが、これも貿易に用いる基軸通貨の入れ替えと関係している。

　今、経済界関係者の間で面白い噂話がある。「各企業のトップは思い込みが激しくアルツハイマーになっているのではないか。」と言うものである。確かに今の日本企業のトップは自分が思った事は何としてでも意見を通すと言う。
　各企業のトップだけではなく、永田町も霞ヶ関もアルツハイマーの様なものかも知れない。そして敵だと思っていた所から侵食を受けて機能不全に陥っている。
　これから基軸通貨の入れ替えが起こった場合に日本は国益を維持して行けるのだろうか？
　日本はアメリカ国債を大量に買わされているが、ドルが基軸通貨で無くなった場合の損失については、これまで通り有耶無耶にして終わるのだろう。

　今回は我々日本人が学校で教わらない事について述べていく。今の日本人に取って自分が知らない事は存在しない事になる様である。