2023年10月9日の地震が震度1以上を観測できず、マグニチュード不明であったが津波の発生した理由

 2023年10月9日0525i、気象庁は鳥島近海で発生した地震は震度1以上を観測できず、マグニチュード不明として発表し、潮位変化を観測した後で津波注意報を発信したが、原因が分からないとしている。

 伊豆諸島の鳥島近海では、10月2日以降、マグニチュード5~6クラスの地震が続いていた。津波の発生メカニズムに詳しい東大地震研究所 佐竹教授(地震学)によると「この地域では、過去にあまり例がない」状況であり、「通常の地震と異なり、何か特殊なことが起きている可能性がある。」と指摘した。
 規模の小さな地震でも津波が起きた要因は「地下でマグマの移動で大きな地殻変動が起きたり、地滑りが起きたりした可能性が考えられる。」と発言している。

 記録では見られない現象が起きているために、気象庁、東大地震研究所も予測が不可能との事である。

 それでは今回もどの様な原理で津波が発生したのかについて述べる。

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