本格的な戦争準備を始めたロシア

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 2024年3月19日、ロシア大統領選においてプーチン大統領は87%余りの得票率で圧勝した。
 ロシアの法律に基づき、大統領に任命された全ての閣僚等は大統領就任時に辞表を提出しなければならない。このためにプーチン大統領が新たな閣僚等を任命するまでは、ラブロフ外相は外相代行として活動し、新国防大臣にベロウソフを任命したのである。
 5月13日、ラブロフ外相代行は「西側諸国が戦場でウクライナのために戦いたいのであれば 、ロシアはその用意がある。」とRIAノーボスチを通じて発言している。

 ロシアの戦争準備を開始した事が見えてくるのは、ベロウソフ国防大臣の任命と5月16日からのプーチン大統領の中国公式訪問からである。
 当然、表に出ない秘密情報が含まれているが、中国もロシアも情報を秘匿するため知る者は限定され、報道される事はない。

 国防大臣任命と訪中、この二つの動きでだけで戦争準備が見えるのか?
 秘密情報とは何か?